【スキンケア大学】第17回 女性ホルモン力アップ!大豆の3大効果とは?

前回は、大豆イソフラボンと女性ホルモンであるエストロゲンの構造が似ている、というお話をいたしました。
今回は、大豆の「3大効果」についてご紹介します。
美肌から骨の健康までサポートする、まさに女性の味方ともいえる効果が!


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1.肥満予防:
大豆に含まれるたんぱく質には、血液中の余分なコレステロールや中性脂肪を抑え、肥満を防ぐ場合もあります。
2.骨密度を保つ:
大豆イソフラボンは、女性ホルモンの減少による骨からのカルシウムの溶出を抑え、骨密度の低下を防ぎます。納豆を食べる女性ほど、骨密度が高いというデータも。チーズや小魚など、カルシウム豊富な食材も組みあわせて、骨の強度を保ちましょう。
3.肌の弾力アップ:
大豆イソフラボンは女性ホルモンに近い働きを持つことから、コラーゲンの生成を助けることで肌の潤いやハリ、弾力アップが期待できます。また、大豆は肌の材料となるタンパク質、肌の再生に必要なビタミンB群を豊富に含み、美肌作りに役立ちます。
美肌効果を高めるには、大豆に含まれないビタモンCやAを果物や野菜で補強しましょう。
女性の美と健康にとって、とてもうれしい効果がある大豆。
しかし、大豆の栄養が効きやすい人と効きにくい人がいるのです。
大豆イソフラボンは、特定の腸内細菌によって強力成分「エクオール」に変化します。
この腸内細菌を持つ日本人女性は約4割とも言われています。つまり、大豆イソフラボンが効きやすい人とそうでない人がいるということ。体内にこの腸内細菌がいるかどうかは、長年の食生活の影響が大きいため、毎日しっかり大豆食品を摂ることが大切です。

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