2012年12月13日
乾燥肌なのにニキビができる!思春期ニキビと大人ニキビの違いって?
こんにちは、シンリーボーテスタッフのタカ子です。
シンリーボーテはエイジングケアを目的とした基礎化粧品ですが、お客さまから度々寄せられる肌悩みのひとつに「大人ニキビ」があります。
乾燥肌で、ずっとニキビ知らずだったのに、社会人になってから急にニキビに悩まされるようになった…
そんなお声が意外と多いのです。
大人ニキビができる原因は複雑で、体質や環境によってさまざまですが、大きな原因のひとつに女性ホルモンバランスの乱れが挙げられます。
ニキビといえば思春期ですが、そもそも、これにはホルモンが強く影響しています。
体が大人へと生まれ変わろうとする思春期は、ホルモンバランスが大きく変化する時期。
皮脂分泌を促す男性ホルモンが女性にも活発に分泌されるため、皮脂が過剰になって毛穴に詰まり、ニキビになりやすいのです。
ホルモンバランスは思春期を経て次第に落ち着いていきますから、本来であれば、思春期を過ぎるとニキビはできにくくなります。
ニキビが思春期のシンボルなどと呼ばれる理由は、ここにあるんですね。
でも最近は、思春期を過ぎて大人になってからニキビができてしまう女性が急増中!
かくいう私、タカ子もそのひとりでした^^;
青春はとっくに過ぎ去っているのにナゼ…?
実は、これにもホルモンが関わっていることが多いのです。
女性の体内では、2種類の女性ホルモンが常に増減を繰り返すサイクルがありますが、このバランスはとってもデリケート。
不規則な生活や精神的なストレスを受けると、ホルモンバランスはすぐに乱れてしまいます。
すると、皮脂が過剰になったり、肌のターンオーバーがうまくいかずに老廃物を溜め込んでしまったりして、これらがニキビの原因に。
大人ニキビの特徴として、ニキビの原因である皮脂が少ないはずの乾燥肌の方にもできてしまうことがあげられます。
これは、ターンオーバーできずに肌に残ってしまった古い角質や汚れが毛穴に詰まり、炎症を起こしてしまうため。
若い頃と違って、老廃物を捨てることがうまくできず、残った汚れが肌トラブルを引き起こしているんですね。
大人ニキビが口の周りにできることが多いのは、口の周辺は皮膚が薄くて弱く、炎症を起こしやすいことも関係していると言われています。
皮脂が過剰になりやすいTゾーンにできる思春期ニキビと違い、肌の弱いところを狙ってあらわれるのも、大人ニキビの特徴と言えるでしょう。
ターンオーバーは活発だけれど、それが追いつかないほどの皮脂量が原因の思春期ニキビと、ターンオーバーが落ちて老廃物を捨て切れないことが原因の大人ニキビ。
同じニキビであっても、根本的な原因は異なります。
ですから、この違いに気付かずに、若い頃と同じニキビケアをしても、なかなか大人ニキビは治ってくれません。
じゃあ大人ニキビに効くスキンケアはどうしたらいいの?
それはまた次回、ご紹介しますね。
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