アフリカが産んだ”最強”の保湿クリーム『シアバター』の効果とは?

こんにちは。シンリーボーテスタッフのミカコです。
シンリーボーテ「モイストリッチクリーム」に配合されている、リッチな保湿成分。
今日は、その中でも「シア油」にスポットを当ててみたいと思います。
数年前から注目を集めているシアバター。ご存知の方も多いですよね。

シアバターとは、アフリカに生息するシアの木の種から採油された植物油脂のこと。常温では固形なので、「油」ではなく、「バター」と呼ばれています。
シアの木は、西アフリカからアフリカ中央部のサバンナ地帯に天然分布していて、その一体は「シアベルト」と呼ばれています。花を咲かせるまでに20年前後、そこから実がなるまでに、さらに20年もかかります。しかも、実がなるのは3年に一度だけ。とても貴重なんですね。
シアの木が生息している地域では、1000年以上も昔から、厳しい乾燥から肌を守る保湿クリームとして、また、傷や火傷の治療薬から日焼け止め、かゆみ止めなど、天然の万能クリームとして重宝されていました。
植物性なので肌に優しく、赤ちゃんの保湿ケアや、オムツかぶれ、へそのお手入れなどに使うことも。赤ちゃんのデリケートな部分のケアにも使えるって、本当に肌に優しくないとできないことですよね。
では、そんなシアバターにはどんな効能があるのでしょうか。
シアバターの成分は、その80%がオレイン酸とステアリン酸。
オレイン酸は、肌荒れや肌の乾燥を防いだり、紫外線から肌を守ってくれます。人間の皮脂ととても似た成分なので、肌との親和性は抜群。保湿持続効果も長く、肌の保護力は他の色々な油の中でも、非常に優れていると言われています。
ステアリン酸には抗酸化作用があり、シミ・そばかすなど、肌の老化防止にも効果があります。また、ニキビや吹き出物、肌の赤みといった炎症を抑える効果も。昔から傷ややけどの治療に使われていたのも納得です。
天然のビタミンEであるトコフェロールも含有。酸化防止効果があり、皮膚の血液循環を良くする働きがあります。また皮膚の保護や老化防止にも効果があるといわれています。
その他にも、皮膚や粘膜の再生を助けるカロチノイドや、肌荒れを防ぐアラントインといった、美容成分が含まれています。
常温では固形のシアバターは、人肌になじみやすく、36度前後の融点で固さが変わり、次第にとろけてなめらかになっていきます。
シンリーボーテ「モイストリッチクリーム」の、最初は硬めで、肌の上で温めるとすっと伸びる絶妙なテクスチャーは、シアバターも一役買っているんですね。
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