気温が下がると、肌の乾燥やくすみがひどくなる理由

こんにちは、シンリーボーテスタッフのタカ子です。

夏もそろそろ終盤、秋の気配が近づいてきましたね。
でも、秋冬に突入すると気になるのがお肌の乾燥…。
なぜ、気温が下がるとお肌が乾燥してしまうんでしょう?


気温が高い夏は、体の血行ってよいですよね。

これは、汗をかいて熱を放出しようという体の働きです。
気温が下がった時は、その逆。
血管をキュッと収縮させて血流を抑えることで、体内の熱が外に出て行くのを防ごうとするんです。
寒いと手がかじかんだりしますが、これは体温を逃さないように守る働きでもあったんですね。
気温が低い状態で汗をかくと、体温が周囲に奪われてしまいます。
お風呂あがりの湯冷めが、わかりやすい例です。
だから、気温が下がると体は血管を縮めるわけです。
でも、ここで問題が!
血管が収縮すると血流が悪くなるので、体全体に血液が行き渡りません。
血液は栄養を届けるものですから、体やお肌に栄養不足が起こってしまいます。
寒い日に、爪や指先が紫色になっているなんて経験はないでしょうか?
あれがわかりやすい例で、体は血液が届かないと健康を保てません。
そして、指先と同じことは、当然お顔のお肌にだって起こります。
血行が悪いので肌色がくすむのはもちろんのこと、栄養不足でターンオーバーが乱れやすくなります。
寒くなってくると乾燥やくすみがひどくなるのは、こうした背景があるのです。
保湿は当然のことですが、根本的なお肌の不調を整えるには、体を温めることも大切。
お風呂に浸かったり、体を動かすこともスキンケアの一貫と言えますね。
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