2014年8月09日
女性ホルモンの減少を食い止める「オメガ3系の油」とは?
こんにちは!シンリーボーテスタッフのマイコです。
夏は薄着の季節。いつも以上にボディラインが気になりますね。
太らないように食事に気を使って「油もの」は避ける、という方が多いかと思います。または、健康や美肌の為に、油の摂取を控えている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、女性ホルモンアップのために、むしろ摂取した方が良い「油」があることをご存知でしょうか?
そもそも油というのは、「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」という2種類に分類されます。
「飽和脂肪酸」は、乳製品、肉などの動物性脂肪、ココナッツ油など熱帯性の油脂に含まれています。過剰な摂取がコレステロールや血圧の上昇を引き起こし、生活習慣病につながります。また、皮下脂肪になりやすいため、太る原因にもなってしまいます。
一方、「不飽和脂肪酸」は、「一価不飽和脂肪酸」と「多価不飽和脂肪酸」の2種類に分類され、「多価不飽和脂肪酸」は、体内で合成できないため、食べ物からとらなければならないとされています。そして、「多価不飽和脂肪酸」は、「オメガ6系」と「オメガ3系」に分かれています。
●オメガ6系脂肪酸・・・サラダ油、コーン油、大豆油、ゴマ油、紅花油、綿実油、ひまわり油など
これらは料理でよく使う油ですね。オメガ6系脂肪酸には、高血圧の予防やアレルギー症状の改善などに効果がある成分が含まれていますが、過剰に摂取すると免疫力の低下など体に良くない作用を引き起こしてしまいます。
●オメガ3系脂肪酸・・・亜麻仁油、エゴマ油、しそ油、魚油など
オメガ3系脂肪酸には、アレルギー疾患、高血圧、ガンなどを予防したり、炎症を防ぐ働きがあるといわれているα?リノレン酸が含まれています。また、ホルモンバランスを整える働きがあり、加齢による女性ホルモンの減少を防いでくれるのです。
さらに、細胞の代謝を良くする効果もあるので、肌のハリや潤いアップにも一役買ってくれます。
普段はなかなか料理で使わないので、意識して摂取しなければ不足しがちなオメガ3系脂肪酸。ドレッシングとして料理にかけて生のままいただくのがおススメ。酸化されやすい油のため、加熱料理には不向きです。
毎日の食生活に深く関わっている油。
上手に使って、美と健康を保つ味方にしたいですね。
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