2012年3月14日
女性ホルモン様成分ヒオウギエキス
こんにちは、シンリーです。
今日はシンリーボーテの要(かなめ)でもある成分、ヒオウギについてお話しします。
ヒオウギって、皆さんは聞いたことありますか?
実は私も、ヒオウギというものはよくというか、まったく知りませんでした。シンリーボーテの開発にあたって、私自身が経験した体の不調、肌の不調を突き詰めていくうちに、女性ホルモンが肌にも大きく影響することがわかりました。その女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンを高含有し、しかもヒオウギ特有の有効性が、エイジングケアにはとても魅力的なんです。
生理的な老化現象、体毛の生長、皮脂腺の活性、紫外線ストレスに対する抵抗性など皮膚に生じる多くの生理現象が、ホルモンの影響を受けています。特に女性の皮膚にとって、女性ホルモンの維持は、老化を防ぐために重要です。女性ホルモンの一種であるエストロゲンは、皮膚においては繊維芽細胞に働きかけ、ヒアルロン酸やコラーゲンの合成が低下することにより、肌の弾力性がなくなり潤いやハリのない肌になってきます。でも、ホルモンは作用の強さや法的な規制によって使用が制限されています。そこで、この女性ホルモンの減少を補うものを植物起源に求め、ヒトに対して女性ホルモンの様な作用を示すものを探し求めた結果、女性ホルモンの一種エストロゲンと分子構造が似ているイソフラボンを高含有するアヤメ科植物「ヒオウギ」にたどり着きました。※ヒオウギエキスは、皮膚への効果が期待できる植物エキスであって、女性ホルモンそのものではありません。
ヒオウギは漢字で「桧扇(まれに緋扇)」と書き、英語ではBlackberry Lily と呼ばれる多年生草木です。
日本でも観賞用に栽培されていますが、野生のヒオウギは、本州西部、四国、九州から台湾、中国、インドに自生します。ヒオウギの外観の特徴としては、長さ30?40cm、 幅約3cmの剣状の厚い葉が、まるで地面から立ち上がった扇のように広がり、1m程の枝分かれの少ない茎が上にのびています。また、夏に咲く花はユリに似ていますが、その色は緋色です。漢方に用いられるのは主にヒオウギの根茎で、皮膚癬菌に対する抗菌作用があるとされています。 ヒオウギの主成分はイソフラボンおよびその配糖体で、イソフラボン含有植物としては大豆や葛根が有名ですが、ヒオウギ特有のイソフラボンも確認されています。
ヒオウギエキスの有効性は以下のものがあります。
1. 細胞賦活作用(簡単に言うと、細胞を元気にする作用)
2. 5α-リダクターゼ活性低下作用(育毛作用、抗ニキビ作用)
3. 体毛抑制作用
4. 美白作用
5. MMP-1 産生抑制作用(真皮のコラーゲン減少を抑制する可能性があり、たるみの予防作用が期待されます)
6. リパーゼ活性阻害作用(遊離脂肪酸の生成を抑制し、ニキビの悪化を抑制する効果)
7. 抗炎症作用
シンリボーテは、全製品にこのヒオウギエキスを配合。特に1.と5.はヒオウギ特有の作用で、みずみずしさ、ハリや弾力を与えてうるおいのある若々しい肌へと導きます。
シンリーボーテの成分については、シリーズでお話しさせていただきますね。
by シンリー
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