2つの女性ホルモン、エストロゲンとプロゲステロン

こんにちは、シンリーボーテのタカ子です。
女性の性的な魅力と、生理的な機能、そのすべてに関わっている女性ホルモン。
実際には、女性ホルモンという1つのホルモンがあるわけではなく、複数の女性ホルモンが存在して、それぞれに違う役割を持っています。
ビタミンにビタミンAやビタミンCがあるような感じですね。
その中でも、2大女性ホルモンとされているのが、エストロゲンとプロゲステロン!
今回は、私たち女性の体調やお肌の調子にも大きく関わっている、この2つのホルモンについてご紹介します。
まずはエストロゲン。
別名、美肌ホルモンや美人ホルモンなどとも呼ばれることがあり、女性を美しくしてくれるホルモンとして知られています。
しかし、その真の目的は、妊娠を確実にすること!
こう解釈しておくと、エストロゲンの効果はわかりやすくなります(と、タカ子は思ってます)。
エストロゲンが分泌されると、女性はお肌も髪もツヤツヤになり、ボディラインは曲線を帯びた女性らしいものになり、気持ちまで上向きになってきます。
これらは、異性を誘惑するために、エストロゲンが女性としての魅力を高めているんですね。
この時の女性は、活力と自信に満ちて、イキイキとした状態です!
さらに外見ではなく、体の内側では子宮内膜を厚くして、妊娠しやすいように準備をしています。
これは柔らかいお布団を敷いているようなイメージ。
子宮の内側をフカフカにして、受精卵を受け止める準備を整えます。
そして、この次のステップを担当しているのがプロゲステロン。
プロゲステロンの主な役割は、妊娠状態の持続で、エストロゲンが用意したお布団に、受精卵がしっかりくるまって寝付けるように整えたりしてくれます。
妊娠が成立した場合は、出産までずっと分泌され続け、無事に赤ちゃんが生まれるまでをサポートします。
妊娠しなかった場合は、お布団は月経として剥がれ落ち、次の妊娠準備に向けて再びエストロゲンが働き出します。
女性の体の中では、こうしてエストロゲンとプロゲステロンが交互に入れ替わっていて、これが28日間の月経周期になっているというわけですね。
プロゲステロンは妊娠・出産をコントロールする大切なホルモンですが、女性にとっては肌荒れやイライラの原因になるホルモンでもあります。
生理前になるとイライラ怒りやすくなったり、ポツンとニキビが出来てしまったり・・・
女性であれば、誰しも覚えがあるのではないでしょうか?
次回は、その理由についてご紹介したいと思います!

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