過酷な砂漠の植物を復活させる驚異の保湿成分「トレハロース」

季節は秋、肌が乾燥しやすい時期になってきました。
今日は、保湿成分である「トレハロース」についてご紹介します。

 

「トレハロースを知っていますか?」

 

と女性に聞いてみたところ、「お砂糖?」「化学成分?」「歯磨き粉に入ってそう」などの回答が返って来ました。

 

コラーゲンやヒアルロン酸などの美容成分と比べると、トレハロースの知名度はあまり高くないようですね。

 

トレハロースは、自然の植物や動物の体内に存在する、天然の糖質です。
甘味料としても広く使われているので、お砂糖として覚えている人も多いかもしれませんね。
トレハロースの甘さは通常のお砂糖の約半分ほど。
名称から、なんだか人工甘味料のような印象も受けますが、れっきとした天然甘味料なんですよ。

 

優れた保水力があるため、化粧品の保湿成分としても利用されています。

 

トレハロースの保湿機能の高さを裏付けるのが、過酷な砂漠に生きる、ある植物のお話。

 

砂漠や山岳地帯にに生える「イワヒバ」という植物は、別名「復活草」とも呼ばれています。

 

その理由は、干からびてカラカラに乾燥した状態でも、ほんの少しの水を与えるだけで、24時間後には再び青々とした姿に蘇るため。
通常なら枯れてしまうところを、見事に復活してしまうのです!
近年になって、この復活現象にはトレハロースが大きく関係していることがわかってきました。

 

トレハロースは、水分をがっちりキャッチして離さない、非常に高い保水力を持っています。
さらに、細胞表面に膜を作って細胞を保護する働きもあると言われ、こういった作用が復活現象のカギだと考えられています。

 

身近なところだと、干し椎茸が水でプルプルに戻るのも、トレハロースの力。
トレハロースの含有量が多ければ多いほど、より生の状態に近づくんだそうですよ。
当たり前のようにお料理に使っていますが、あんなにカラカラになった干し椎茸が、お水につけただけで生のようなプルプル状態に戻るのは、よく考えたらすごいことですよね!

 

シンリーボーテでも、美容液ローション「ディープモイストセラムローション」に、保湿成分としてトレハロースを配合しています。
トレハロースで潤いたっぷりの肌をキープしてくださいね!

 

 

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