【スキンケア大学】  第8回 お腹周りの変化は「オバサン化」のSOSサイン?!

皆さん、こんにちは!
スキンケア大学コラムの内容をご紹介している、第8回です。
今回は、女性にとってはとてもイヤな言葉、「オバサン化」がテーマ。
ここ数年で5kg以上体重が増えた、体重は増えていないけどウエストのくびれがなくなった、といったお腹周りの変化は「オバサン化」の象徴とも言えます。

年齢と共に代謝が低下するのは仕方のないことではありますが、体重変化は、ホルモンバランスを表す1つのサイン。
美を司るホルモン・エストロゲンには内臓脂肪がつくのを抑える作用があります。
ここ数年で5kg以上体重が増えた、あるいはウエストが太くなって履けなくなったスカートやパンツがある人は要注意。ホルモン低下やホルモンバランスの乱れが原因で太ったのかもしれません。
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また、40代の女性が口々に言うのは「太ったというより、肉の分布図が変わってきた。」
体重が増えたというよりは、ウエストサイズが太くなった人も多いはず。これってどういうことでしょう?
内臓の周囲やお腹周りだけに脂肪がつき始めたなら、エストロゲンが減少しているのかもしれません。実際に更年期を迎えた女性は内臓脂肪がつきやすく、生活習慣病のリスクも高まります。
つまり、ウエストサイズが10cm増えた、20代の頃に履いていたジーンズが履けなくなったという女性は、ホルモンバランスが悪くなっている可能性も考えられるのです。
ちなみに、「加齢」と「老化」は違うことをご存知でしょうか?
年齢と共に女性ホルモンの分泌が減っていくことは、皆さんもご存知だと思います。「オバサン化」は、その減少スピードが加速されている状態のこと。年相応のスピードではなく、”急ぎ過ぎている感じ”といったところでしょうか?
「加齢」は年齢に応じた変化ですが、「老化」は年齢に関係なく年相応ではない変化。つまり「オバサン化=老化」なのです。

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