とろみと保湿の植物由来成分、クインスシードエキス

こんにちは、シンリーボーテスタッフのタカ子です。

今日はシンリーボーテ製品に配合されている保湿成分のひとつ「クインスシードエキス」を紹介します。


クインスシードエキスは、バラ科の植物マルメロの種子から抽出される成分。

でも、マルメロ…と聞いても、あまりピンと来ないですよね^^;
マルメロは中央アジア原産の果樹で、カリンのような洋ナシ型の実を付けます。
その実は、とても香りが良いのが特徴。
硬いので生で食べるのには向きませんが、果実酒やジャムなどに加工されて、食用にも使われています。
なじみのない果物かもしれませんが、日本でも作られているんですよ。
(マルメロとカリンは実際には違う植物なのですが、マルメロの実をカリンとして販売していることもあるそうです。)
見かける機会には恵まれませんが、マルメロの花も、なかなかキュート。
薄ピンクで五弁の花びらを持つ可愛らしいお花で、私はいつも巨大な桜のようだと思ってしまいます。
さて、クインスシードエキスは、このマルメロの種子から抽出されるエキスです。
水に溶かすと、とろみのあるゼリー状になり、ヒアルロン酸にも匹敵すると言われる、とても優れた保水性を発揮します。
マルメロが育つのは、乾燥の激しい砂漠地帯。
大切な種子を乾燥から守るために、ほんの少しの水分も逃さず保持する保水力が発達したんですね。
自然のパワーにはいつも驚かされてしまいます。
クインスシードエキスは高い保湿性がありながらベタつきがなく、さっぱりとした使用感が特徴で、化粧水や美容液の保湿成分やとろみ成分として活用されています。
シンリーボーテのディープモイストセラムローションにも、このクインスシードエキスが配合されているんですよ。
とろみがあるのにベタつかない絶妙のテクスチャーには、マルメロの自然の力が活きています。
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