顔に比べて油断してない!? 頭皮・毛髪が受ける紫外線ダメージとは?

こんにちは。シンリーボーテスタッフのミカコです。
先日、美容院で「頭皮が日焼けしちゃってますね?」と言われ、大ショック!!
帽子や日傘で、頭皮への紫外線も防御していたつもりだったのに!
頭皮は、毛髪で覆われているので実感し辛いですが、実は顔よりも多くの紫外線を浴びています。(太陽の方を向いているので当たり前といえば当たり前ですが・・・)

紫外線が頭皮に及ぼす影響として代表的なのが、抜け毛や白髪。
髪の毛をつくるもととなっている毛母細胞は、紫外線の影響で働きが低下し、抜け毛を促してしまうのです。しかも、髪の毛そのものが作られなくなる可能性もあるので、薄毛になってしまうことも。
また、頭皮の中の毛根には、髪の毛を黒くする細胞があるのですが、紫外線のダメージによってそれが破壊されると、白髪が発生すると言われています。
もちろん、頭皮だけでなく、毛髪にも影響大!
毛髪は主にタンパク質でできています。タンパク質というのは、アミノ酸のシスティン結合により構成されていますが、紫外線を受けることにより、この結合が分解してしまうのです。その結果、毛髪のキューティクルがはがれて内部が乾燥し、枝毛、切れ毛、裂け毛などのダメージヘアの原因となります。
また、毛髪が赤茶色っぽくなってきたら、まさに紫外線の影響を受けているサイン!
紫外線は毛髪の内部にあるメラニン(毛髪を黒くしている色素)も分解してしまいます。これが毛髪の退色で、赤茶っぽく、まさに”焼けたような色”になってしまうのです。
髪がパサパサだと何だか老けた印象になってしまいますよね。
これらは紫外線が原因となる「光老化」。同じ老化でも、加齢による老化とは異なり、紫外線対策をすることで防ぐことができるものです。
では、どんな対策をすればよいのでしょうか?
私の場合、日傘・帽子を使うのは習慣となっているのですが、曇りや雨の日はつい油断しがちに・・・。
こんな曇っている日に、誰も日傘差していないし・・・、とつい人目を気にしていたのですが、もはやそんなことを気にしていられません!
ちなみに、快晴の日の紫外線量を100とすると、晴れは95、薄曇りは90、曇りは58、雨は38となります。曇りや雨の日こそ、うっかり日焼けに注意しなくてはいけませんね。
さらに、美容師さんからおススメされたのは、紫外線カット効果のあるトリートメントを使うこと。スプレータイプの洗い流さないトリートメントなら、出かける前にさっと使え、紫外線を防ぎながら、髪にツヤ感を出せるので一石二鳥だそうですよ。
紫外線のダメージは細胞内にどんどん蓄積されていくので、意識して対策をしないと、気付いたころには「老け髪」に!お肌の紫外線対策と同じように、頭皮や毛髪の紫外線対策も油断禁物ですね!
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